関節痛とは

 

股関節痛で悩んでいる人はかなり多いようですが、股関節痛は生活習慣病のひとつでもあります。

 

生活習慣病といえば、脳卒中、心臓病、高血圧、肥満、糖尿病、動脈硬化、気管支炎、骨粗鬆症、四十肩や五十肩など嫌になる位その種類はありますが、中でも関節痛に関連するもかなり多くなっており、関節はご存知の通り骨と骨のつなぎ目にあるもので、身体を動かすことと支えることについて大きな役割を担っています。

 

関節痛は加齢などによって関節表面を覆っている軟骨が磨耗したり変性すると、土台となっている骨そのものにも変形が生じてきて、それが原因で関節炎が生じ、関節の痛みや腫れなどの症状となるものです。

 

関節炎には、関節リウマチなどの炎症性の疾患によるものや、膝の周辺の骨折や、靭帯や半月板損傷などの外傷によるものもありますが、これが股関節周辺に起こるのが股関節痛です。関節炎の症状の人は非常に多く、又、単に関節のみの病気とは限らず、全身疾患の部分症の事も多いので注意しなければなりません。

 

一般的に関節炎は、起こした関節が単体か複数かによって、単関節炎と多発関節炎とに分類され、多発関節炎の場合は複数の関節の炎症が起きるものですから、全身性疾患の関節症状の恐れが高くなります。